予防歯科


1)定期検診(歯肉の状態、歯のむし歯の有無、口の中の状態)

病気(むし歯、歯槽膿漏、口腔粘膜疾患)にならないために定期的に歯科医院に通って
専門家のチェックを受け、口腔内の状況を把握することをお勧めします。

2)TBI(ハブラシの使い方、口腔清掃法の習得)

歯科衛生士による専門的な指導が受けられます。歯垢を染めだして実際に汚れを見ていただいて、それをどの様に歯ブラシを動かしたら取れるかを体験していただきます。また小さいお子様をお持ちのお母様にはお子様の歯ブラシ方法とチェック法の指導も行っています。

3)歯石の除去

歯科衛生士による機器と手指により、歯石(歯の根に硬く張り付いた石となった汚れ)を除去します。
これが歯槽膿漏の原因となります。

以上は保険適応となっております。

フッ素塗布(片顎1,000円となっています)

フッ化物を歯面に塗布することでエナメル質の耐酸性が向上してむし歯になりにくくなります。
今までは主として乳幼児が対象でしたが、近年老齢者に適応する事が多くなっています。
これは8020運動で自分の歯をもつお年寄りが多くなってきていますが、
そういう方の中で全身状態が悪化し寝たきり等になり、急速に口腔内環境が悪化して
多発性のむし歯が頻発する事を防ぐために有効だからです。